入札参加資格を得るまで<大分県各市町村>について。これまでの1問1答の形式ではなく、行政書士との対話形式により、分かりやすく回答しています。

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入札参加資格を得るまで<大分県各市町村>

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建設業許可をもらったことですし、今より営業の幅を広げたいので公共工事の指名願いを出したいんですが。

はい。競争入札参加資格審査申請のことですね。では、いろいろなステップが必要ですので説明しますね。

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はい!よろしくお願いします

まず、競争入札参加資格審査申請を出すには次に言うステップがあります。

① 税務署へ提出した決算書をもとに経営状況分析申請をおこないます。
② 決算期から4ケ月以内に建設業での決算報告を出します。(決算報告についてはよくいただく質問2でご説明しています。建設業法第11条変更届出書のことです。)
③ 決算期から長くても6ケ月以内に経営事項審査(経審)を受けます。
④ 12月(大分県)からおおむね翌年2月くらいまで(市町村によって違います)に自社の希望する自治体に競争入札参加資格審査申請(指名願い)を提出します。これは原則2年に1度です。

このようなステップを経て、新年度から入札参加資格が得られるようになります。

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なるほど。そんなに時間がかかるんですね。
今、指名願いを出したら来月くらいに登録されると思っていました。

はじめて入札参加資格をもらおうとする会社様はよくそう思われてますよ。しかも、①~③は毎年しなければ入札参加資格が切れてしまうんです。1度出して終わりではないんですね

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それも知りませんでした。うちの会社でも手続きできますか?

大丈夫ですよ!これらのステップはすべて対応できますし実績もたくさん積んでいます。
また経営事項審査(経審)には実態調査という対面審査があるんですが、弊所も対面審査に同席(立合い)させていただいております

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対面審査があるんですか。何だか緊張しますね。でも同席してもらえるんなら心強いです。何を準備すればいいでしょうか?

会社様の決算期はこちらで把握しておりますので、決算書が出来上がる時期を見計らってご案内させていただきます。
必要な資料はステップごとたくさんあります。経営事項審査(経審)の時の一例ですが、

決算関係ですと、
①決算書直前3期分の決算書
②決算書直前3期分の総勘定元帳

工事契約関係ですと、
③決算報告にもとづいた工事契約関係の書類

職員の常勤性確認関係ですと、
④社会保険被保険者報酬月額決定通知書
⑤出勤簿又はタイムカード
⑥給与台帳

などを準備する必要があります。実際には会社様ごとに増えたりする資料もありますので、私がステップごとに準備するものを説明しますのでご安心ください。

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たくさんありますね。今から準備することはありますか?

そうですね、工事契約書や注文書(請書)の作成や保管を習慣にすることでしょうかね。経営事項審査の時ではなく色んな場面で役立ちますからね。

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分かりました。ではご連絡お待ちしてます。ありがとうございました。

入札参加資格を得るまでについて

ご理解いただけましたでしょうか。

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行政書士
穐田 英一郎

穐田が回答いたしました。

建設工事について大分県や大分県内の各市町村の入札参加資格をもらうまでは、いくつもしないといけないステップがあります。その中で一番重要なのが経営事項審査です。有効期限内に必ず受審するようにしましょう。弊所で手続きを委任された会社様へはおおよその受審結果をシュミレーションしております。入札参加資格審査申請(指名願い)について、自社でのステップはいつまでにしたらいいなどお気軽にご相談ください。

以上、大分の行政書士の穐田が回答いたしました。

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